18th International Conference on Human Retrovirology HTLV and Related Viruses (HTLV 2017 Tokyo)

ご挨拶

ご挨拶

Dr. Yoshihisa Yamano

この度、第18回「国際ヒトレトロウイルスHTLV会議」(18th International Conference on Human Retrovirology:HTLV and Related Viruses)が、来る2017年3月7日~10日の日程で、東京にて開催される運びとなりました。本国際会議は、国際レトロウイルス学会(International Retrovirology Association:IRVA)が、隔年に世界各地で開催しているもので、日本で開催されるのは2007年に箱根で開催された第13回会議以来10年ぶりとなります。自然豊かな箱根の地で、楽しくも有意義な時間を過ごした日からもう10年も経つのかと、時の流れの早さをしみじみと感じております。

本会議は、世界中のHTLVや関連ウイルスの研究者が一堂に会する大変貴重な国際会議となっております。基礎研究から臨床研究に至るまで、最新の知見や研究成果を発表する場であり、また世界のHTLV研究をリードする研究者の先生方と、和やかな雰囲気で意見交換ができる素晴らしい雰囲気があります。このような国際会議を通じて研究を発展させていくことが、世界でも重要な難病である成人T細胞性白血病(ATL)やHTLV-1関連脊髄症/熱帯性痙性対麻痺(HAM/TSP)、HTLV-1関連ぶどう膜炎などのHTLV-1関連疾患の病態研究や治療薬開発を促進することへ繋がっていくものと確信しております。多くの研究者、臨床医、学生の方々が集い、国内外を問わず、活発に意見交換し、また親睦を深め、世界中の研究者がコラボレートしながらさらに研究を進める絶好の機会だと考えています。そして、そこから生じる私たちの努力の結晶が、1日も早く病気で苦しむ患者様に幸福をもたらすことを願ってやみません。近年、このHTLVの研究領域では、これまでの研究成果が結実し、病態解明や新規治療法の開発において飛躍的な進歩をみせています。まさに今、新しい局面の扉が開かれようとしており、本会議のテーマを「HTLV研究の新局面」としました。

開催地・東京は、古き良き日本の伝統文化を残すかたわらに、東京スカイツリーなどに代表される高層建築物がひしめく世界屈指の近代都市でもあります。古典と近代が共存する魅力的な街・東京へ、多くの方々のお越しをお待ちしております。

最後になりますが、今回私、山野嘉久が本会議の世話役を拝命し、お世話させていただくことになりました。これまで、世界を代表するHTLV研究者である先生方が務められた大役をお引き受けし、大変恐縮しております。若輩者ではございますが、滞りなく会議が執り行われるよう努めるとともに、「おもてなし」の精神で、皆様にとって楽しい思い出となるよう、誠心誠意尽くしたいと思います。

第18回国際ヒトレトロウイルスHTLV会議
会長 山野 嘉久

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